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マウスとマウスパッドの関係は科学的考察が重要

摩擦は多くの条件により変化していきすべてがモデル化されているわけではありません。
滑走面が歪むなどマウスパッドの摩擦は難しい。一筋縄ではいかない。

マウスパッドは TRIBOLOGY を含めて科学的なアプローチで開発することが原則。

その特性は物理的要因により決まります。物理に反する特性はありえない。
ネットでは非科学的で首をかしげる議論が目立ちますが、それは多くのメーカーが論理的かつ科学的にマウスパッドを定義していないことに大きな原因があると思います。

マウスソールとマウスパッドが互いに擦れ合う。そのときに生じる摩擦と磨耗。
マウスの操作性に大きく影響するのがマウスパッド。マウスパッド・メーカーは、誰それが使っているというようなマーケティングばかりでなく、製品の「なぜか」も語るべきだと考えます。

《マウスとは?》

マウスはポインティング・デバイスです。
表示画面上の任意のポイント情報をアプリケーション・ソフトに知らせるための入力機器。センサーとスイッチ(ボタン)により構成さている。その動作原理はここに詳しいので参照してください。

マウスの基本性能はトラッキングによるポインティング(センサーにより方向と距離を読み取る)。ゲーム用も一般用の区別もなく同じです。

PC の一般ユーザーはこのことを比較的当然のように認識しているのですが、ゲームーユーザー(特に FPS ゲームファン)は意外とこの認識が無い。 ゲームにおいていったいマウスは何をするものだと考えているのでしょうか?

ゲーム用の場合 DPI/LOD/スイッチ/形状/重量 などマウスを評価するいろんなファクターがあります。そのなかでもトラッキング性能は一番目に評価するべきものだと考えます。それがマウスの一番目の役割なんですから。この性能を低下させてまでその他の部分を強調するような製品はいかがなものかと思います。

《マウスパッドへの誤解》

マウスパッドの評価においてトラッキング性能について言及しているのをよく見かけます。
これは完全な誤りではありませんが誤りです。なぜならばマウスパッドにセンサーは付いてないからです。

マウスがトラッキングしやすいように配慮することはあります。しかし、マウスパッドが一番目に考えることはマウス移動操作を支援するための性能です。

初期の光学センサーのプアーな性能を補完するための加工をマウスパッドに加えていた歴史はあります。それはあくまでも、しかたなく行っていたことです。マウパッドについて語る時、いまだにこのことを口にする人は少なくない。いつの時代だよと言いたくなる。

センサー性能が向上した現在はトラッキング性能は相当に向上してます。センサー性能を充分に発揮させてやれば、考えてみれば無茶な使い方をする FPS ゲームにおいても優れたトラッキング性能を確保できるでしょう。

問題はセンサーというよりも、それの実装設計においてセンサー性能を低下させてしまうようなことがあることでしょう。

トラッキング問題についてはまずマウスが責を負うべきです。それをマウスパッドに押し付けるのはお門違いと言うべきでしょう。 マウスメーカーは全ての動作環境(操作環境)において動作することは保証できない事実を周知徹底すべきです。

有名マウスパッドメーカー = 有名マウスメーカー であったから問題が少なかっただけです。トラッキング問題をマウスパッドメーカーに押し付ける悪しき伝統は無くなってほしいものです。マウスパッドにセンサーはついてません。