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ARTISAN e-Sports マウスパッド Top

ゲームの楽しみ方はいろいろ。共通しているのは「勝てば、もっと楽しい」だと思います。

マウスパッドはマウスを使う PC ゲームの必需品。大切なゲームデバイス。だけどもユーザーからすれば、その造り方なんてどうでもいいこと。おっしゃるとおりです。

しかし、ゲームで勝つことを考えた時ゲーム・デバイスの選択は重要です。ゲームの勝ち負けを左右することがあるからです。マウスパッドの造り方を知っていれば実際に製品を選ぶ場合その優劣の判断に役立つ。

どうでもいいように思えるかもしれませんが、とても役立つ知識だと考えます。
ここでは、広く使用されている布製マウスパッドについて話します。

布製マウスパッドを滑走面で区別すると二種類あります。

織生地を使用したものと、編み生地を使用したものです。従来は編み生地を使用したものがほとんどでした。
その理由は、超有名なゲーム用マウスパッドが編み生地だからです。つまり、それのコピー品だらけ状態。

織生地の滑走面は比較的に最近のもの。端がホツレる欠点が嫌がられたのかなと思います。しかし、多彩な織組織があり多様な滑走感が期待できます。ホツレ対策でコストアップするのも避けられている理由かな。

中間層(スポンジ部分)で分けると、連泡ゴムを使ったものと単泡ゴムを使ったものとに分けられます。
ゲーム用マウスパッドで言うと圧倒的に前者が多い。その理由は、何かあったのでしょうが競技性の高いゲーム用としては疑問の多いスポンジ。そういった意味では後者の方が適していると断言できます。

その理由は、滑走面を貼り付ける面が平坦であること。気泡を小さくするとその孔も気になりません。表皮のあるタイプを使用するとその心配も一切無い ( ARTISAN は、このタイプを採用 )。そして、性能が均質なことです。

連泡タイプの大きな欠点は2つ。ひとつは滑走面を貼り付ける面にウネリと孔があること。気泡の大きさと構造を制御できないので、部分部分により性能にバラつきがあるということです。反発弾性も低い。

どちらがゲーム用マウスパッドに適しているかと言えば反発弾性に優れる単泡だと考えています。

次に滑走面と中間層(スポンジ部分)との貼り合わせについて話します。
暑く、まだ固まっていないゴムの上に布を置き、冷めて固まることにより自然に貼り付かせる。

もう一つは中間層 ( スポンジ部分 ) の表面に極薄く粘着剤を塗布し、それに布を貼り付ける方法 ( ラミネート )です。

前者の欠点は自然に任せるので出来にバラつきがある。かつ、部分部分により貼り付き強度が違う。つまり剥がれやすい ( 当たり外れがある )。

後者は品質が一定しており剥がれることは無い。欠点はラミネートという工程が増えコストアップになる。

さて、ここまでだけでもユーザーにとっては、どの造り方が良いかはお分かりだと思います。
詳しく話せば奥が深い。ここで話した内容だけでもゲーム用マウスパッドを選ぶ時の参考になるかと思います。

ゲームは勝てば更に楽しい。それがゲームです。ゲームの勝ち負けに係るマウスパッドはしっかりと選びましょう。

《マウスとは?》

しつこいようですが、マウスはポインティング・デバイスです。

マウスの基本性能はトラッキングによるポインティング。 それ以上でもそれ以下でもない。

《マウスパッドへの誤解》

マウスパッドにセンサーは付いてません。

したがってマウスパッドはトラッキングできません。トラッキングができないのに「トラッキング性能が~」は変ですよね。

ガラス・テーブルの上でもトラッキングできるマウスがある時代です。