Gシリーズの開発

G シリーズは世界に例のないガラス・コーティングの滑走面のマウスパッド。

薄いペットフィルムにガラス・コーティングしたものです。
特徴としては、速い滑りと滑らかな滑り。ペットフィルムを母材としているためもあり、プラスチック製のマウスパッドに似た滑り。

しかし、柔軟性も備えているのでプラスティック製よりも操作しやすく、熱烈に支持するユーザーがいた製品です。

この製品については、ペットフィルムの打ち抜きによるバリの発生が大きな課題となりました。

クッキーの抜き型のような刃を型に取り付け、それにてプレスで材料を型どおりに抜く。これを打ち抜きと呼びます。
日本ならではの高度な技術があります。

プレスそれでも複合素材の打ち抜きはとても難しい。
Artisan は最高の切れ味を誇る刃を使用していますが、それでも解決が困難な状況でした。

いろいろと試行錯誤した結果、エッジを研磨する工程を増やすことで解決。
枚葉 ( 一枚ずつ貼る )、表面をバフ研磨するなど最も工程が多く、とても苦労させられた製品です。